今日実家に帰ってみるとちょっと衝撃的なことを聞いてしまいました。

うちの母親の母であるおばあちゃんのことなんだけど、かなり体重が減ってきて、衰弱してきてるとのこと。どうも老衰らしい。35,6kgあったものが、最近になって27kgくらいまでになってるようです。

子供の頃、春・夏・冬休みになれば、会いに行くのが楽しみで楽しみで仕方のなかったおばあちゃん。

ある日、どうしても会いたくて会いたくて仕方がなかった時、何を考えたのか、家の外に出て、「ば〜ば〜〜〜ん!」と叫んだこともありました。おばあちゃんのことを“ばあばん”と呼んでいたんですね。その、叫ぶのもただ事ではない大きな声で、何回も何回も……。
とにかく叫べば何回目かに聞こえるだろうと、子供の時って、何を考えるかわかりませんね。それはそれは何回も必死で叫んだことがあるのを覚えています。

もし、親が家にいたとすれば、そんな大きな声で叫んでいれば、怒鳴られていたことでしょう。近所の人も、何も言わなかったのがフシギなくらいです。

ある時は、手紙なんて書いたこともあったっけ。返事が来た時はやっぱりうれしかったもんです。子供心に、“感動”って感じではなかったけど、とにかくうれしかったですね。

そんなに好きなおばあちゃんなのに、すっかり大人になった今は、あんまり会いに行かなくなってしまいました。人間って、こんな時、いやになってきますね。もう2年になるかな。

もちろん、明日会いに行くのは言うまでもないでしょう。ちゃんとしゃべってくれることを期待してますね、ばあばん。

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